看護師のお仕事:夜勤のお仕事とは
投稿日: 2018年09月03日
最終更新日: 2024年02月21日
夜勤のお仕事は、大きく分けて「病院系」と「介護系」の2つに分けられます。
ここでは主に「夜勤専門」の常勤就職やアルバイト(非常勤アルバイト)への転職をお考えの看護師・助産師の方向けに解説しています。
病院(病棟、外来) / 介護施設(老健、老人ホーム)の夜勤のお仕事について
「夜勤のお仕事」と言っても、ほとんどの病院・施設はいきなり夜勤から始まるわけではありません。
しばらくの期間は日勤をこなし、患者さんや利用者さんの状況や夜勤の仕事を覚えていきます。
そして夜勤の基礎業務引継ぎが済めば、いよいよ夜勤の開始、となります。
夜勤開始までの日勤の期間は、病院・施設の状況、入職した看護師さんや助産師さんのスキルや経験にも寄ります。
中には短い日勤の期間で夜勤へ入るケースも少なくないようです。
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カンゴワークス調べで知る、病院の夜勤のお仕事動向
看護師の夜勤のお仕事は、病院の場合は病棟、救急外来の当直が主となります。
関東のケースで言えば、そのお給料は東京都と神奈川県が比較的高く、ついで千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県と続いています。
病院の規模や、病棟・救急外来の人員体制により多少の差はあるものの、正看護師の一回あたりの夜勤手当は高いところで35,000〜40,000円程度、低いところで25,000〜30,000円で推移しており、首都圏では平均が30,000円となっています。
(※数値はカンゴワークス独自調査より)
助産師は更に日給が高く、逆に准看護師は正看護師より低くなります。
また病院により夜勤手当の計算方法は異なります。
3交代制の場合は、日勤の時給に深夜手当てを加算するケースが多く、逆に2交代制(準・深通し含む)では、夜勤一回あたりの手当てを固定しているケースが多いようです。
3交代制は、準夜と深夜が別シフト扱いになるため、既存職員とのシフト調整が難しいなどの理由から求人数が少なくなる傾向があります。
ただ、このような夜勤のお仕事は常に求人動向が変化しており、病院のホームページに掲載さていない求人が多くあれば、逆に掲載していてもすでに埋まっているということお同様に多いです。
とはいえ、なかなかご自身で直接病院へ問い合わせることもしづらいでしょう。
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カンゴワークスで知る、介護施設の夜勤のお仕事動向
介護施設における夜勤のお仕事先は「介護老人保健施設(老健)」と「ナーシングホーム」と言われる、24時間看護師常駐型の有料老人ホームが中心となります。
また一風変わったお仕事としては、「オンコール業務を委託された、老人ホーム専属の往診クリニック」などもあります。
介護施設も病院と同じく、関東での給料水準は東京都と神奈川県が高く、ついで千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県と続いています。
介護施設での夜勤業務は、介護職が中心に業務をこなし看護師はサポート的な役割を担う事業所と、介護職、看護師ともにある程度の業務を共通化させている事業所があります。
初めて介護施設で夜勤をされる看護師にとって、夜勤の人員数が病院に比べ少ないことなどから不安を覚える方も多いです。
しかし実際には利用者の医療依存度が低く、緊急性も高くないことから、多少の時間とともに慣れてしまえば不安は解消される方が多いです。
更にお給料は高いところであれば、一回あたりの夜勤手当が30,000〜35,000円、低いところで20,000〜25,000円で推移しており、首都圏では平均が27,000円となっています。
介護施設は、正看護師と准看護師の差が少なく、施設によっては、同じ報酬を設定しているところもあります。
(※数値はカンゴワークス独自調査より)
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