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食生活を見直して心筋梗塞を予防しよう

投稿日: 2023年12月08日

緑黄色野菜

心筋梗塞は、もともと、男性は50才以上、女子は60才以上に多い病気と言われていましたが、最近では30代 にも増えています。食事、運動不足、睡眠不足、ストレス、飲酒、喫煙など、日常生活が大きく関わる心筋梗塞を防ぐには、食生活でどのようなことに気をつけたらいいでしょうか。解説します。
 

心筋梗塞とは

心筋梗塞は心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈という太い血管が詰まり、栄養が届かなくなる病気です。血管が詰まる要因はさまざまですが、血圧によって血管が傷つき、そのカサブタが血栓として詰まる原因となったり、血栓ができて狭くなった血管を、血清脂質や血糖が多いドロドロ状態の血液が流れ、詰まりの原因になることが多いのです。つまり、血圧を上げたり、血液を汚す生活が心筋梗塞を起こす原因となります。
 

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心筋梗塞を防ぐためにとりたい栄養素

血液を綺麗な状態に保つ食事が心筋梗塞の予防につながります。そのために積極的にとりたい栄養素と食材をご紹介しましょう。
 

n-3系脂肪酸(DHA、EPA):アジ、イワシ、サバなどの青魚、マグロ、サケなど

血管のカサブタのもととなる血小板が集まるのを防いだり、血液の粘りをやわらげる働きをもっています。
 

食物繊維:野菜(特に芋類・根菜類)、海藻類、きのこ類、豆類など

身体で消化されないため、過剰な糖質や脂質などを身体の外に排出したり、腸内環境を整え、身体にいい栄養素の吸収を高める働きがあり、血液をキレイに保つために必須です。
 

ビタミンA、C、E(抗酸化ビタミン):緑黄色野菜、柑橘類、アボカド、ナッツ類

血液中のコレステロールや糖分は酸化されると量・質ともに悪くなります。酸化を防ぎ、血液をキレイな状態に保ちます。
 
若くして心筋梗塞を起こす人が最近増えている原因の一つに、血管にかかるストレスが挙げられます。不規則な生活時間や睡眠不足による自律神経の乱れ、喫煙、そして、過度なダイエットなどです。体重を落とすために食事量を極端に減らしたり、欠食することで、身体に必要な栄養素が摂れずに血液状態が悪くなったり、体内時計のリズムが乱れて血管にストレスを与えたりします。身体に負担をかけないダイエットは1ヵ月に5%以内と言われています。「まだ若いから大丈夫」「いつもやっているから大丈夫」は危険です。どんな年代の方でも、主食・主菜・副菜をそろえた食事に、紹介した食材を積極的に取り入れて心筋梗塞を予防する食生活を実践してください。
 
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら ゆうな)
保健師・看護師。株式会社Mocosuku社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当

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