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今改めて考える セルフケアとセルフメディケーション

投稿日: 2022年10月06日

コロナ禍が長引くなかで、自分や家族の健康や体調管理について改めて考えるようになった、という人は多いでしょう。今は感染拡大の波がピークアウトしてきていますが、感染の急拡大によって医療がひっ迫すると、以前のように少し体調が悪いから気軽に病院で診てもらおう、ということができない事態になることを私たちは身をもって体感しました。そんななかで改めて重要になってくるのが、自分自身で体調管理をするセルフケアやセルフメディケーションです。そこで、セルフケアやセルフメディケーションについて、改めて考えてみましょう。
 

セルフケアとは

医療でいう「セルフケア」は、そのときの体調に合わせて、日々の食習慣、運動、睡眠、休息、ストレス解消を充実させて、自分の心身の自己管理をすることです。そのため、セルフケアは、自分の心身を観察し、症状や変化に気づくことから始まります。また、自覚にたよるだけでなく、他者に気がつかせてもらうということも重要で、その意味で定期的に健診を受けることも、自分の身体の変化を知る大切な機会となります。
 

セルフメディケーションとは

WHO(世界保健機関)によると、セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」をいいます。自己管理をするということではセルフケアの一部でもあります。セルフケアとの大きな違いは「手当てをすること」、つまり、医療的ケアに自分自身で取り組むという点です。とはいっても、医療に頼らないという意味ではありません。セルフケアの習慣、つまり自身の心身を観察することができると、変化に対して早く気づくことができ、日常的なケアをするべきか、セルフメディケーションをするべきかを選択して取り組むことができます。
ちなみに、日本では、国民に対してセルフメディケーションを推進するために、平成29年1月から「セルフメディケーション税制」がスタートしています。
 

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セルフケアやセルフメディケーションのメリット

セルフケアやセルフメディケーションに取り組むメリットは、病気の「早期発見」「早期治療」「予防」「悪化防止」などです。そのため、生涯健康でいられるためのセルフケア、たとえば、バランスの良い食事、適度な運動、良質な睡眠についての正しい知識を得ることはとても大切なことです。けれども、知識があるからといって、良いセルフケアが実行できるとは限りません。これは医療者にもいえることで、いくら病気に対する知識があったとしても、セルフケアを怠れば医師や看護師でも病気になります。
 
日々の生活やセルフケアの質が「自分自身」の心身にどのように影響しているのかを客観的にとらえること、また、健康に向かうために積極的にセルフケアを実践していくことが大切だといえるでしょう。
 
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社Mocosuku社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン

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