看護師が結婚後の生活と夜勤を両立させる方法
投稿日: 2023年11月09日
最終更新日: 2023年11月17日
看護師が結婚後も夜勤を続けていくのは簡単ではありません。家族を持つことで生活のリズムも大幅に変わるため、生活と夜勤を両立させるには自身のスケジュール管理やパートナーの協力が必要になります。
この記事では、看護師が結婚後の生活と夜勤を両立させるための具体的な方法について、紹介していきます。
このページの目次
方法1:スケジュール管理を行う
結婚生活や家庭の時間を大切にしながら夜勤の仕事に専念するためには、まずはスケジュール管理とパートナーとの調整が重要です。
時間の使い方を考える
限られた時間を有効に使うためには、日常のタスクや予定を計画的に管理し、パートナーに共有することが必要です。特に夜勤の前後や連続勤務の調整に注意が必要です。
また、シフト勤務の看護師は勤務先に予めシフト希望を提出することができるので、時にはパートナーのスケジュール合わせてシフトを調整するなどの配慮も必要です。互いの生活スタイルや都合を尊重し、バランスのとれた生活を目指しましょう。
家事の分担は事前に決めておく
週の初めに、夫婦で家事と育児のタスクをリストアップし、週のスケジュールを作成しましょう。誰がどの日に何を担当するかを明確にしておくと、計画的にそして効率的に家事や育児ができるようになります。
また、どうしても時間がない場合は、家事代行サービスなどを利用することも検討して、家事や育児のサポートを受けることを検討してください。
家族との時間を確保する
家族やパートナーとの時間を優先的に確保しましょう。休日に特別なイベントや旅行、デートを計画したりすることで休日の楽しみを増やし、家族とのつながりを深めることができます。
方法2:パートナーの理解を得る
夜勤や忙しい日々が続いても、互いの生活リズムを尊重し共同生活がスムーズに送れるよう、コミュニケーションを通じて理解を深めていきましょう。
共有の時間を持つ
コミュニケーションを深めるためには、パートナーや家族と共有の時間を持つことが重要です。文字だけでは誤解を生みやすいメールやLINEなどを使ったコミュニケーションではなく、直接顔を合わせて会話することが最も効果的です。
夜勤の大変さを伝える
パートナーに夜勤の大変さを伝えてみましょう。日中働く人々からすれば「寝不足で疲れている」というイメージだけで、なかなか理解しづらいかもしれません。夜勤の負担やストレス、仕事で困っていることなどを素直に伝え、それについて感想を聞くなど、コミュニケーションを持つことで、夜勤についての理解を深めることができます。また同時に、日々の感謝の気持ちをパートナーに伝えることを忘れずに行いましょう。
相手の意見や価値観を尊重する
結婚生活を始めると、夫婦間で生活スタイルの違いや意見の不一致などがよくありますが、お互いの意見や価値観を尊重し、相手に対する敬意を持つことが重要です。完璧な解決策がない場合、相手の立場や気持ちを理解することで対立を減らし、協力関係を築くことができます。
方法3:祖父母のサポートや外部サービスを活用する
祖父母を頼る
子育て中の看護師であれば、祖父母のサポートが大きな力になるかもしれません。祖父母に遠慮してしまう人もいるかもしれませんが、子どもと祖父母の絆を深める機会となります。孫の面倒を生きがいにしている祖父母も多いので、自分一人で抱え込まず素直に頼ることも大切です。
家事代行サービスを利用する
家事代行サービスを利用する方法もあります。家事代行サービスのスタッフによって磨き上げられた清潔なキッチンや、整頓された部屋でのんびり過ごすことは気持ちがいいものです。夜勤は、正常な睡眠パターンを維持するのが難しく睡眠不足になることがあるので、家事代行サービスの利用など外部のサポートは、睡眠時間を確保し健康を維持するのに役立ちます。
おわりに
この記事では、看護師が結婚後も生活と夜勤を両立させるための方法について紹介してきました。その中でも特にパートナーの理解と協力は、生活と仕事の両立を維持していくためには欠かせない要素です。最愛のパートナーであっても、生活スタイルの違いがあったり意見の不一致は起こるものです。相手を尊重し受け入れ、時には素直に思いを伝えるなどして、調和を保つことが大切です。
幸せな結婚生活を送り、やりがいを感じながら看護師を続けるために、今日から出来ることがあれば、ぜひ記事を参考にしてみてください。
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