看護師の仕事:ディズニーランドで働くには
投稿日: 2018年09月03日
最終更新日: 2023年11月27日
執筆:カンゴワークス編集部
ディズニーランドで看護師が活躍をしているのを知っていますか?全国的に有名で、老若男女、誰もが大好きな東京ディズニーランド。夢の国としてリピーターがとても多いテーマパーク。皆さんも一度は遊びに行った事があると思いますが、看護師さんは、このディズニーランドでどのような仕事をしているのでしょうか? この記事では、ディズニーランドでの看護師さんのお仕事内容や求人動向について、ご説明します。
ディズニーランドでの看護師さんのお仕事
ディズニーリゾート(ディズニーランド・ディズニーシー)でゲストやキャスト(スタッフ)の応急処置(ケガや急病時の処置)、緊急時の対応、病院紹介などをする看護師スタッフはナースキャストと呼ばれています。
ディズニーでは、働くスタッフのことをキャスト、お客様のことをゲストと呼びますので、社内看護スタッフ=ナースキャストとなるわけです。
正看・経験者のみが受験資格
ナースキャストは即戦力として活躍が求められるので、応募必須項目として、「正看護師で病棟経験があること」「未経験者・准看護師はNG」という条件になっています。ディズニーのキャストとして高い救護レベルを求めるため、知識・経験などのスキル面から正看護師のみという条件になるのでしょう。
ナースキャストの月給・年収について
常勤の応募はなく、時給制のアルバイト・パートになります。ちなみに時給は1450円でトレーニング期間(試用期間)の3ヶ月間は、時給1350円の待遇です。月給にすると20万前後なので、千葉における看護師の平均月給31,5万と比較するとかなりダウンしてしまいますが、「お金じゃなくて夢だよね」というナースさんにはこの舞台(パーク)でお仕事ができること自体が、たいへん喜ばしいことですね。休日は週休2日(土日祝日含む)となっています。採用までの面接回数は1回~2回です。
医療スタッフの体制・人員
ディズニーリゾート(ディズニーランド・ディズニーシー)には、現在8個の救護室があり常時3名から5名程度の救護スタッフが勤務しているのですが、シーズン期や休日などはかなり混雑し、忙しさは覚悟する必要があります。ディズニーの世界観が好きで、他のキャストやゲストのために役に立ちたいという強いモチベーションをもっていることが重要でしょう。
ディズニーリゾートで働くには
ディズニーランドは来園者(キャスト)に対して、夢を与えるテーマパークなので、あらゆる症状に対しての判断能力、看護技術だけでなく、高いレベルでのマナーやホスピタリティが求められますので、選考のハードルは必然的に高くなってくると思われます。
「楽しそうだから」、「楽そうだから」という安易な動機では面接は合格できない可能性が高く、「キャストのため自分に何ができるか?」を自らに問いかけ、「夢の国のイメージを守りながらキャストの満足度を高めるため最大の努力ができる」人材のみが選ばれるということが言えるでしょう。
ご興味のある方、また色々な可能性を模索している方は、カンゴワークスの経験豊富なコンサルタントに一度ご相談してみてはいかがでしょうか。