看護師の仕事:健康管理室や保健室で働くには?
投稿日: 2018年09月03日
最終更新日: 2023年11月27日
執筆:カンゴワークス編集部
健康管理室や保健室での求人は、看護師・保健師として働いてきた経験やノウハウを活かす働き方となります。カレンダー通り(土日祝日)の休みが取れ、夜勤がないお仕事ですので、ご希望される看護師・保健師さんも多いようですが、前述したとおり、豊富な経験・ノウハウが求められる職場となりますので、一般的に転職のハードルはかなり高いと言えるでしょう。この記事では、健康管理室や保健室のお仕事内容や求人動向についてご説明します。
このページの目次
健康管理室や保健室の業務
健康管理室・保健室での働き方は様々です。代表的な働き方として、一般企業内の健康管理センター業務、学校内の保健室業務、コールセンター業務があります。それぞれについて簡単にご説明します。
一般企業内の健康管理センター業務
産業医とチームを組んで、社員の健康相談、健康診断補助、メンタルカウンセリングを行うことが主な業務内容となります。
学校内の保健室業務
学校の保健室での主な業務には、職員・学生向けの健康相談から健診補助、急な疾病やケガに対する対処等があります。
コールセンターの業務
電話で健康相談をうけたり、商品の取り扱い説明を行うことが、主な業務となります。健康に関する興味が高まる中、最近では、ネット経由で、様々な健康上の悩みを聞くサービスも生まれてきており、看護師さんに対する求人ニーズが更に高まる可能性があります。
健康管理室や保健室の看護師求人動向
これらの求人は通常、非公開で転職支援機関に任されることが多いため、ハローワーク、求人誌、ナースセンターなどでも取り扱い数がとても少なく、転職市場に出てこないのが特徴です。
人気が高いが、転職難易度も高い
前述したような求人の特徴から、第一次選考を請け負う民間の職業紹介機関に求人が集中する傾向が強く、カンゴワークスでも関東圏で年間30件〜50件の間で受理しています。これらの求人は人気が高いため合格率が低くなる傾向があります。病院や介護施設とは異なり、看護師さんが選考で落とされてしまうことも少なくありません。
健康管理室、保健室に転職するためには
まず履歴書や職務経歴書の内容が充実していないと、面接にさえ進めないというのが実態です。また通常、企業の健康管理室の募集は、保健師としての指導経験を求める場合が多く、いわば未経験者にとっては狭き門となりますが、求人の中には【企業経験不問】【保健師資格が無くても正看護師として臨床経験があれば応募可】といった条件の求人もあります。
また、一概には言えませんが、正社員で応募する場合、職歴の多さや派遣(単発・短期)での就労実績が、書類選考時の印象を下げ、ハンディを背負う場合もありますので、職歴が多い方は、職務経歴書の書き方や面接時のアピール方法を上手く工夫する必要があります。
カンゴワークスでは、健康管理室・保健室経験者の求人だけでなく、未経験者向けの企業求人も豊富にご用意しています。 また、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の受け方についても、経験豊かなコンサルタントが充分サポートを致しますので、健康管理室・保健室での働き方にご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。