岡山県の看護師求人/病院・施設情報

岡山県は、本州の南部に位置し、東は兵庫県、西は広島県に隣接し、南は瀬戸内海を挟んで四国と相対し、北は山陰地方と接しています。古くから中国四国地方の交通の要所という役割を果たしてきました。日本人なら誰もが知る、桃太郎伝説ゆかりの地として有名な県です。「晴れの国」というキャッチコピーのとおり、瀬戸内式の温暖な気候で晴れの日が多く、美味しいものと自然に恵まれた環境です。
魅力的な観光スポットも数多く、「日本三名園」のひとつ「岡山後楽園」は、散策しながら景色を堪能できる回遊式の庭園です。また、「日本100名城」のひとつ「岡山城」は、烏のように真っ黒い外観から別名「烏城（うじょう）」と呼ばれ、岡山県のシンボルとなっています。その他にも、倉敷美観地区にある日本で最初の私立西洋美術館「大原美術館」など、岡山名物「きび団子」を頂きながらそぞろ歩きをしたい場所がたくさんあります。
古民家を改装した情緒あふれるカフェやオシャレな雑貨店も立ち並び、近年Iターン先としても注目を集めていますし、移住したい県のランキングでも年々順位が上昇しています。温暖な気候で災害が少ないこと、海・山に恵まれた自然と豊富な食べ物、加えて、大半の自治体で「15歳まで医療費がかからない」という手厚い子育て制度なども魅力になっているのでしょう。

岡山県の医療面では、岡山市と倉敷市に医療施設が集中しています。クリニックの数も多いので、個々のライフスタイルに合った働き方を選択することが可能です。

岡山県の看護師のデータによると、平均月収約34万円（参考値）、平均年齢36.2歳、平均勤続年数7.7年となっています。女性だけでみると、平均月収約32万8千円（参考値）、平均年齢39.3歳、平均勤続年数は7.8年でした。平均月収は全国平均より低いものの、賞与は高いという傾向があります。また、平均年齢は全国平均を上回っており、女性がベテランになるまで活躍していることがわかります。

岡山県でも、看護師不足・離職防止対策に積極的に取り組んでいます。たとえば、院内保育の設置、小学校入学以降の学童クラブ設置、時間勤務制の導入など、子育て世代が働き続けられるよう、さまざまな支援を行っています。
また、潜在看護師の掘り起こしにも力を入れており、復職支援研修会を開催しています。復職を迷っている方は、岡山県看護協会のWebサイトをチェックしてみてください。このような研修を活用しつつ、最初は短時間勤務や非常勤などから始めて、徐々に本格的な復帰を検討する方法も良いですね。看護師ニーズの高まりとともに、サポート体制も整ってきていますので、復職のタイミングとしては最適です。

今後、少子高齢化が進むことで看護師の需要はさらに増すでしょう。地域医療格差を緩和するため、訪問看護の医療求人も増えることが予想されます。在宅看護では、多くのママさんナースが家庭と仕事を両立しながら働いています。ワーク・ライフ・バランス重視で働きたい方は、今後の岡山県の求人動向に注目してください。